Abbey Road (1969年)

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1969年初頭からのアルバム『ゲット・バック』の為のセッションが失敗に終わった後、ポール・マッカートニーはジョージ・マーティンに「昔のように、かつて自分たちがそうしたように」ビートルズのアルバムを制作することを提案した。マーティンはビートルズが「彼らが以前行った方法」でできるのであれば、と同意し、その結果できあがったのが本作である。

アルバムのA面とB面はそれぞれジョン・レノンとポール・マッカートニーの作風が如実に表れている。ジョン色の強いA面はシングル・トラックの集合であり、ポール色のB面は短い曲から構成される長いメドレーとなっている。ジョージ・ハリスンは2曲を提供し、両曲ともに彼の最高傑作と評されている。

イギリスでは前作の『イエロー・サブマリン』までモノラル盤も発売されていたが、このアルバムからステレオ盤のみの発売となっている。また、モノラルと銘打たれたオープンリールも存在するが、これはステレオをそのままモノラルにしただけのものであるので、実質的にこのアルバムのモノラル盤は存在しない。


ビートルズの4人が横断歩道を並んで渡っている本作のジャケット写真はレコード史上最も有名なものの一つである。エンジニアのジェフ・エメリックは、当初アルバムタイトルをエメリックが吸っていた煙草の銘柄にちなんで『エベレスト』にして、ジャケット写真をエベレスト山の麓で撮影する予定だったと語っている。しかし「ヒマラヤにまでジャケット写真を撮りにいくのはごめんだ。ちょっと外に出てそこで写真を撮り、タイトルを(通りの名前)アビイ・ロードにすれば良いじゃないか」とポールが言い出して[1]、ジャケット写真はスタジオのすぐそばにあるアビイ・ロードの横断歩道で1969年8月8日に撮影された。それでも行き当たりばったりではなく一応の打合せはあったようで、ポールによるアイデア・スケッチと簡単なメモが残っている。

このアルバムジャケットがきっかけで「EMIレコーディング・スタジオ」という名前だったスタジオは、後にビートルズに敬意を表して「アビー・ロード・スタジオ」と改名される事となる。

また、この写真は所謂「ポール死亡説」の根拠の一つともなった。写真でのポールは一人だけ裸足であり、左利きにもかかわらず右手にタバコを持っている、路上に止められたフォルクスワーゲン・タイプ1のナンバープレートが「281F」であるのが、もしポールが生きていれば28歳である(「28」「IF」)ことを意味している、白いスーツで長髪にひげを蓄えたジョンは「神父」、黒いスーツを着たリンゴは「葬儀屋」、スーツ姿で裸足のポールは「死体」、デニムシャツにジーンズ姿のジョージは「墓堀人」を意味しているという理由からだった。

ちなみにジャケット写真の背景の歩道に立っている人物は、アメリカ人観光客のポール・コールであり、彼は撮影の数カ月後に本アルバムが発売されるまで自分が撮影されていたことに気づいていなかった。

アビー・ロード・スタジオ前のこの横断歩道は人気の観光スポットとなっており、道路は現在も通常に使用されているにもかかわらず、ジャケット写真のポーズを取る観光客が後を絶たない(なお、この横断歩道には信号がないが、交通法規上、横断歩道を渡る歩行者は絶対的に優先されるので、歩行者の横断写真は比較的容易に撮影することが可能。とはいえ交通量が多い道路なので、ラッシュ時の撮影は避けるべきであろう)。

また、日本のサザンオールスターズの『キラーストリート』をはじめとして世界中で最もジャケットがパロディー化されるいわゆるパロジャケが多いジャケット写真としても知られる。かぐや姫の曲「アビーロードの街」では、横断歩道をこのジャケット写真になぞらえている。

Side 1

カム・トゥゲザー - Come Together 4:20
サムシング - Something (Harrison) 3:03
マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー - Maxwell's Silver Hammer 3:27
オー!ダーリン - Oh! Darling 3:26
オクトパス・ガーデン - Octopus's Garden (Starkey) 2:51
アイ・ウォント・ユー - I Want You (She's So Heavy) 7:47

Side 2

ヒア・カムズ・ザ・サン - Here Comes the Sun (Harrison) 3:05
ビコーズ - Because 2:45
ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー - You Never Give Me Your Money 4:02
サン・キング - Sun King 2:26
ミーン・ミスター・マスタード - Mean Mr. Mustard 1:06
ポリシーン・パン - Polythene Pam 1:12
シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー - She Came in Through the Bathroom Window 1:57
ゴールデン・スランバー - Golden Slumbers 1:31
キャリー・ザット・ウェイト - Carry That Weight 1:36
ジ・エンド - The End 2:19
ハー・マジェスティー - Her Majesty 0:23

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